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PHEVの充電完全ガイド|電気とガソリンの効率的な使い分けも解説

EV充電 | 2025.03.28

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PHEVの充電完全ガイド|電気とガソリンの効率的な使い分けも解説

プラグインハイブリッド車(以下、PHEV)は、電気とガソリンを使い分けることで、高い燃費性能と利便性を両立できる魅力的な車です。しかし、エネルギーを効率的に使い分ける方法を正しく理解していないと、そのポテンシャルを十分に引き出せません。
当記事では、PHEVの特徴や充電方法を解説するとともに、電気とガソリンを状況に応じて使い分けるコツを紹介します。さらに、充電のコストを抑える方法やバッテリーの消耗を抑えるポイントもまとめました。PHEVを最大限に活用し、快適なカーライフを実現したい方は必見です。

PHEVは電気とガソリンの両方で走れる車

PHEVは、電気とガソリンの2つの動力源を備えた車です。すべての動力源が電気である電気自動車(以下、BEV)とガソリン車のいいところも併せ持っています。ここでは、PHEVとハイブリッド車(以下、HEV)やBEVとの違いを解説します。

HEVとの違い

PHEVとHEVは、どちらもエンジンとモーターを組み合わせて走行する車です。大きな違いとして、PHEVは車両の外部から充電ができ、電気のみで走行可能なEVモードを持つ点です。また、走行中にEVモードとエンジンモードの使い分けもできます。
一方、HEVは外部充電機能を持たず、主にエンジンとモーターが相互に補完し合いながら走行します。エンジンで発電した電気をモーターで利用する仕組みが中心で、短距離では電気走行が可能ですが、エンジンの補助が不可欠です。

BEVとの違い

PHEVとBEVは、どちらも電気を動力源としますが、BEVが電気のみで走行するのに対し、PHEVはガソリンでも走行可能という点が大きな違いです。
PHEVは、BEVに比べるとバッテリー容量が小さく、航続距離も短くなっています。しかし、PHEVはEVモードで走行していてバッテリーが切れた場合でも、ガソリンモードで走行をカバーできることがメリットです。 

PHEVの充電(自宅編)

PHEVは、BEVと同様に自宅に設置したEVコンセントを使い、手軽に充電できます。ここでは、PHEVの自宅での充電を解説します。

充電に必要な時間

自宅でのPHEVの充電は、普通充電が主流です。普通充電の場合、6kWの出力を持つ充電器を使用すれば、容量20kWhのバッテリーを3時間強で80%以上充電できます。
バッテリーが空の状態からでも、3時間強で必要な電力の大部分をまかなえるため、日常の利用に便利です。

充電設備の設置費用

自宅に充電器を設置するには、充電器のタイプによって費用が異なります。

充電器の種類 設置費用の目安
コンセントタイプ 3万円~
壁付けタイプ(ボックス・ケーブル付き) 15万円~
自立スタンドタイプ 25万円~

設置場所や広さに合わせて選ぶことがおすすめです。
充電器の設置場所については以下の記事をご覧ください。
EV充電設備を自宅に設置するには?気になる費用や注意点を解説

PHEVの充電(外出先編)

外出先では充電ステーションを利用してPHEVを充電します。ここでは、外出先でのPHEVの充電についてまとめました。

充電に必要な時間

外出先でのPHEV充電は、充電ステーションを利用します。充電ステーションによっては、普通充電か急速充電を選ぶことが可能です。
普通充電では、3~6kW出力で充電します。20kWhのバッテリーなら、約3時間強で80%以上充電可能です。
一方、急速充電では50kW出力で充電します。20kWhのバッテリーを約20分で80%以上充電できるため、長距離ドライブの際や時間のない場合に最適です。

充電器の設置場所

充電ステーションはさまざまな場所に設置されています。ここではその一例をまとめました。

設置場所 特徴・メリット
商業施設
  • ショッピングモールや家電量販店などに設置
  • 買い物中の時間を有効活用できる
カーディーラー
  • PHEVのメーカーを問わず、さまざまな車種が利用可能
  • 営業時間に関係なく充電ができる場合もある
  • 幹線道路沿いの目立つ場所にあるため、立ち寄りやすい
ガソリンスタンド
  • ガソリン車で利用し慣れている場所のため、 EVシフトしたばかりのユーザーも気軽に立ち寄れる
  • 洗車の拭き上げの時間を充電時間に活用できる
コンビニエンスストア
  • 深夜や早朝の移動中でも充電が可能
  • ドライブの休憩や食事をしながら効率的に充電できる

充電ステーションの場所については、以下の記事でも解説しています。
EVの充電器はどこ?|充電ステーションの検索方法やアプリを紹介

充電料金

充電ステーションの料金は、設置されている場所や充電器の種類によって異なるため、利用前に確認が必要です。多くの場合、充電器は自動車メーカーや充電サービスの認証カードやアプリに会員登録してアクセスします。なお、会員以外でもビジター利用が可能な充電器もありますが、一般的に会員料金よりも割高に設定されていることが多いため、注意が必要です。

PHEV|電気とガソリンの効果的な使い分けは?

電気とガソリンの両方の機能を持ち合わせたPHEVは、状況に応じて自動的に電気とガソリン走行を切り替えるものと、どちらか片方を優先させるものがあります。ここでは、PHEVのEVモードとガソリンモード、それぞれおすすめのシーンをまとめました。

EV(電気)モードがおすすめのシーン

PHEVのEV(電気)モードがおすすめのシーンは以下のとおりです。

短距離の移動

PHEVのEVモードは買い物や駅への送迎などの短距離移動に適していて、経済的かつ環境に優しい走行ができます。また、静音性が高いEVモードは、住宅街でも快適に利用できることがメリットです。

渋滞やストップアンドゴーが多い道

渋滞やストップアンドゴーが多い道では、PHEVのEVモードがおすすめです。少し進んでは止まる動きを繰り返す走行の場合は、駆動用モーターがリニアに反応し、なめらかに加速するEVモードの方がガソリンよりスムーズで効率よく経済的に走れます。

クイックな発進

PHEVのEVモードは、坂道発進や急な加速が必要な場面で特に力を発揮します。電気モーターはアクセルを踏んだ瞬間に最大トルクを発生するため、スムーズで力強い発進が可能です。快適なドライブを支える頼もしい存在です。

ガソリンモードがおすすめのシーン

PHEVのガソリンモードがおすすめのシーンは以下のとおりです。

高速道路を使った長距離移動

PHEVのガソリンモードは、高速道路を使った長距離移動に適しています。高速走行ではガソリンの燃費が向上し、効率的なエネルギー活用が可能になるためです。
一部のPHEVでは一定速度以上で走行すると、自動的にガソリンモードに切り替わる機能を搭載しています。そのため、高速走行時の燃費性能を最大限に引き出します。

寒冷地での走行

寒冷地でのPHEV走行もガソリンモードがおすすめです。技術の進化で改善は進んでいるものの、EVモードでは極端に気温が下がるとバッテリーの性能が発揮できず、充電速度の低下や航続距離が短くなることがあります。
また、寒冷地では暖房の使用頻度が高く、バッテリー消費量が上がる傾向です。ガソリンエンジンを使用することで、エンジンの排熱を車内暖房に利用でき、電力消費を抑えられます。ガソリンモードは、寒冷地での快適な移動をサポートできるでしょう。

PHEVを長持ちさせるために知っておきたいポイント3選

PHEVを長く快適に使い続けるためには、適切なメンテナンスと日常的な工夫が重要です。ここでは、バッテリーやエンジンを効果的に維持するための3つのポイントを解説します。

満充電にこだわらない

PHEVを長持ちさせるには、満充電を避け、80%前後を目安にすることが重要です。リチウムイオン電池は過充電や過放電に弱く、充電しすぎると劣化が早まる原因になります。
こまめな「継ぎ足し充電」で、適切な充電範囲を保つことがバッテリーの寿命を延ばすことにつながります。

急速充電を多用しない

PHEVを長持ちさせるために、急速充電の多用は避けましょう。急速充電は便利ですが、バッテリーに負荷がかかり、劣化を早める原因になります。
そのため、日常的に「すき間時間」を活用して普通充電を行うのがおすすめです。買い物やホテル滞在の時間に充電すれば、バッテリーへの負担を軽減しながら効率的にエネルギーを補充できます。

定期的にガソリン走行する

PHEVは、電気走行だけでなく定期的にガソリン走行しましょう。エンジンを定期的に作動させれば、タンク内にあるガソリンの劣化を防げます。ガソリンは3~6カ月放置すると劣化が始まるため、月に1度はエンジンを始動させて、ガソリンを適度に消費しましょう。

まとめ

PHEVは、電気とガソリンを効率よく使い分けることで、環境への配慮と利便性を両立できる車です。当記事で紹介した充電のポイントや走行モードの使い分けを参考に、日常の移動から長距離ドライブまで、PHEVの魅力を最大限に活かしましょう。

 

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