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EVの充電は充電口にコネクターを差し込むだけ!手順や注意点を解説

EV充電 | 2024.10.08

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EVの充電は充電口にコネクターを差し込むだけ!手順や注意点を解説

「EVってどうやって充電するのだろう」「ガソリン車より充電方法が複雑なのかな」と疑問を抱いている方も多いでしょう。EVの充電はガソリン車と同様に、車両にコネクターを差し込むだけです。ただし、EVの充電口には普通充電用と急速充電用の2種類があります。この記事では、EVの充電方法について解説します。気になる充電器を使用する際のマナーやコツについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

EVの充電はどうやって行うのか

コネクターを差し込むEVの充電口は、普通充電器と急速充電器の二つがあります。それぞれどのように充電を行ったらよいのか見ていきましょう。

EVの充電ケーブルについては下記で詳しく説明しています。
EVの充電ケーブルにはどんな種類がある?使い方を徹底解説

普通充電

車の充電口のうち、小さいほうが普通充電用です。主に、自宅用のを使用します。その際、100Vまたは200Vの電力で充電を行います。時間がかかるものの、電気代がリーズナブルという点が魅力です。
普通充電器は車両に付属していたり、オプションで購入したりする車両充電ケーブルを使います。普通充電器はコネクターがついているため、充電口にそのまま差し込むだけで充電が可能です。

急速充電

急速充電は、車の充電口の大きいほうにコネクターを差せば充電ができます。主に、サービスエリアや商業施設に設置されている充電器です。日本国内の急速充電では、主にCHAdeMO(チャデモ)方式が採用されています。
加えて、急速充電を行う大きな充電口には、V2Hも利用できます。V2Hとは、車のバッテリーから家にも電気を供給できる仕組みで、電流は6kw程度で普通充電器と同等です。この充電口から、V2Hシステムを使えば家庭に給電ができます。停電時のような非常事態に活用したい方におすすめの充電器です。

急速充電については下記で詳しく説明しています。
電気自動車(EV)の急速充電のメリットとデメリット:普通充電との違いを比較

EVの充電ができる場所

EVが充電できる場所は大きく分けて2種類です。

  • 自宅・職場
  • 外出先

それぞれの特徴やメリットを見ていきましょう。

自宅・職場

基本的な充電は、自宅や職場などで行います。どちらも長時間駐車をする場所のため、車を使用していないタイミングでの充電が可能です。時間をかけて充電が可能なため、普通充電を使用します。ランニングコストを抑えたい方は、できるだけ自宅や職場の充電器を利用しましょう。
ただし、充電器の設置が必要になるため、初期費用がかかります。設置にかかる費用は10万円前後です。自治体によっては補助金が出る場合もあるため、設置時には事前に確認を行いましょう。

外出先

EVは、外出先の充電器を使用して充電が可能です。GoGoEVという日本全国のEV充電スタンドが検索できる情報共有サイトでは、2024年9月現在2万2,156箇所充電ステーションができていると発表しており、今後も充電ステーションの数は増える予定です。
設置場所は、商業施設やコンビニ、自動車ディーラー、SA・PAなどです。ドライブの休憩中に充電が可能なため、待ち時間も楽しく過ごせるでしょう。

EV充電器の使用方法

EVの充電器はどのように使用したらよいのか見ていきましょう。

  • 基本的な使用方法
  • 充電認証サービスの登録が必要
  • 充電をする際のマナー

上記の3点を抑えていれば、適切に充電が行えるようになります。

基本的な使用方法

普通充電と急速充電の操作方法は基本的には同じです。
1)指定のスペースに駐車して、車のメインスイッチをオフにする
2)操作する
3)きちんとコネクターがささっていない場合、エラーになるため再度さしなおす
4)充電終了後はアプリのを押してコネクターを外す(アプリ決済でない場合はコネクタをそのまま外す)
また、YouTubeのように充電器の操作方法を解説されている動画もあるため、わからない方はチェックしてみるのも良いでしょう。

EVの充電料金については下記で詳しく説明しています。
電気自動車の充電料金完全ガイド:自宅充電から充電ステーションの利用まで徹底解説
EV vs ガソリン車:充電・給油コストの比較で見えるEVの経済性

 

充電認証サービスの登録が必要

外出先で充電をする場合、充電認証サービスの登録をしておくほうがよいでしょう。充電認証サービスとは、充電器を利用する方の本人確認や支払い手続きを簡単に行うものです。
充電認証サービスを利用しない場合も、ビジターで利用ができます。しかしビジターで充電器を利用すると価格が割高になったり、その都度支払い方法の設定が必要になったりする傾向です。定額のサービスを利用すると、家計管理がしやすかったりりするのでおすすめです。

EV充電し放題の定額プラン「プラゴ定額」については下記で詳しく説明しています。
プラゴ定額EV充電し放題の特徴や使い方をご紹介

充電をする際のマナー

公共の充電器を使用する際は、みんなで使用するものという意識が大切です。使用後は充電コネクターやケーブルは正しい位置に戻したり、利用時間制限のある急速充電が終わった後は次の方が使えるように交代したりするなど、スマートに利用しましょう。
政府や企業の取り組みで今後はどんどん車のEV化が進むとみられます。充電する際のマナーを理解していると、よりEVでのドライブが楽しくなるでしょう。
今後のEVを取り巻く環境については、下記で詳しく説明しています。
EV充電の未来は明るい!EV充電の現状と今後の展望を徹底解説

EVの充電にかかる時間と費用

EVの充電にかかる時間や費用は、充電方法によって異なります。普通充電と急速充電はどのくらいの時間で充電が完了するのかや、1回あたりどのくらいの費用で充電できるのかなどを紹介します。

普通充電

普通充電は、充電にかかる時間が長いですが、コストが抑えられる方法です。充電にかかる時間は、0%から100%に充電する場合、10時間以上かかる場合があります。
例えば、バッテリー容量40kWhのEVで出力3.2kWhの普通充電器を使用した場合、40÷3.2で12.5となり、12.5時間かかるとわかります。
しかし、充電にかかる費用がガソリン車よりもリーズナブルという魅力があります。1回あたりの充電は1,000円程度で済むためです。

急速充電

急速充電は充電時間が短いものの、コストがかかるというデメリットがあります。急速充電器は、外出先に多く設置されています。共同で利用するため、主に30分しか使用できません。しかし、その30分で40kWhのバッテリーを積んでいるEVに90kWの急速充電器を使っていた場合、満充電が可能です。
ただし、普通充電に比べて充電にかかる費用が高く、充電認証サービスによって料金形態が異なります。

EVの充電時間については、下記で詳しく説明しています。
EV(電気自動車)の充電時間は?効率よく充電するポイントをご紹介

EV充電のコツ

EVを充電する際、以下のようなコツを抑えるとよいでしょう。

  • 長期間充電をせずに放置しない
  • 常時満充電にしない
  • バッテリー容量の15~90%の電池残量を維持する

上記を抑えておくと、EVのバッテリーを長持ちさせられる可能性が高いです。

長期間充電をせずに放置しない

長時間充電をして、放置してしまうとバッテリーが劣化してしまいます。充電が完了した際は、車からコネクターを抜いておきましょう。
また、普通充電と急速充電を使い分けるとEV充電をうまく行えます。時間をかけて満充電をするのが普通充電、素早く電気を継ぎ足して必要な分を充電するのが急速充電と分けておくとよいでしょう

常時満充電にしない

常にバッテリーの満充電の状態にしておくと、バッテリーが劣化しやすくなります。普段充電をする時は8~9割に抑えておくとよいでしょう。
ただし、遠出する場合は満充電にしておくと充電の手間が省けます。ガソリン車の場合は、満タンに給油するところですが、EVのバッテリーを長持ちさせるためには意識しておきましょう。

バッテリー容量の15~90%の電池残量を維持する

バッテリーの充電は満充電、ゼロ充電どちらの状態でも劣化につながります。15~90%の電池残量を維持すると、バッテリーが長持ちしやすいです。
そのためには、こまめな充電がおすすめです。夜間にEVの充電をする方も多いですが、帰宅後に充電を開始して、寝る前に充電器を外すと程よく充電がされるでしょう。

EV充電のよくある質問

EVに関してよくある質問について解説します。

  • 外出先で充電する場合の支払い方法は?
  • 充電ステーションを探す方法を教えてください
  • 充電器の入力電源を教えてください

それぞれ見ていきましょう。

外出先で充電する場合の支払い方法は?

外出先で充電した場合の支払い方法は、使用している充電認証サービスによります。プラゴのMyプラゴでは登録済みのクレジットカードや電子決済アプリで支払いが可能です。支払い方法の好みに合わせて、充電認証サービスを選ぶのもよいでしょう。

充電ステーションを探す方法を教えてください

充電ステーションは、インターネットを利用すれば簡単に検索できます。充電ステーションの詳細をまとめたサイトを利用しましょう。プラゴのアプリ「Myプラゴ」も充電ステーションを地図や一覧で簡単に調べられるためおすすめです。
また、EVでドライブをする際は充電ステーションに考慮しつつ計画を立てましょう。

EVのドライブ計画については下記で詳しく説明しています。
EVライフの充電計画|EVで長距離ドライブを安全に楽しむ方法

充電器の入力電源を教えてください

充電器の入力電源は充電器によって異なります。急速充電器は三相200V、普通充電器は単相200Vの場合が多いです。
自宅で普通充電器を設置する場合は、専用のブレーカーにする必要があります。100Vまたは200Vどちらの場合も、大量に電気が流れ、ブレーカーが落ちてしまうためです。

EVの充電方法を正しく把握し、快適なEVライフを

この記事では、EVの充電方法や充電ができる場所について紹介しました。EVは普通充電用と急速充電用の2つの充電口がついています。コネクターを差し込み、充電器に表示された指示通りに操作すると充電できます。E Vの充電について正しく理解し、快適なEVライフをお楽しみください。

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