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※本記事は、PLUGO JOURNALの運営会社、株式会社プラゴからのお知らせです。
2万台以上のEVには「自宅充電設備」がない
2021年8月に株式会社プラゴが実施したEVユーザーアンケートの結果では、東京都内で自宅に基礎充電設備のないユーザー数は推定で2万931台。それだけの台数が、充電のたびにカーディーラーや商業施設の充電器を使うため、EVで外出しているということだ。
ガソリン車にとっては当たり前の「燃料(電力)を補充するために移動する」という光景だが、ガソリンスタンドと比較するとまだまだ少ないEV充電器の数や、これからもEVは増え続けるであろうことを考えると、この問題は決して無視できるものではない。何より「電気」はガソリンと違って持ち運びができないので、電欠になったときには完全に立ち往生してしまうという問題もある。
そんな問題を解決する1つの手段として、PLUGO JOURNALがおすすめしているのが、目的地充電だ。
「目的地充電」の次へ
目的地充電とは、名前の通り目的地で充電すること。
たとえば、旅行先のホテルやゴルフ場などにEV充電器があれば、現地で車を使っていない時間に充電することで帰りにはフル充電で安心して帰路につくことができる。
実際、株式会社プラゴではすでに複数の宿泊施設やゴルフ場と提携して目的地充電のための設備を導入した実績があるが、今回はさらに私たちの身近にある商業施設での実証実験となる。
「サードプレイスチャージング™」という新しい概念
今回、株式会社プラゴでは二子玉川ライズとの実証実験で「サードプレイスチャージング™」という新しい概念の社会実装を目指している。
ユーザーは、二子玉川ライズにあるEV充電器をアプリ「My PLUGO」を通じて予約することができ、さらに現地で使えるクーポンの提供も受けられるという。
つまり、自宅でも遠くの目的地でもなく、日常の中にあるごく身近な目的地での充電を便利に、さらに楽しくすることがサードプレイスチャージング™の目的だ。
実証実験の期間は2022年3月1日〜6月30日の約4ヶ月間。EVユーザーの読者はこちらで詳細を確認して、ぜひ体験してみてほしい。
充電をもっと楽しく、快適に
この実証実験にあたって、株式会社プラゴの代表、大川氏は以下のように述べている。
「EV充電がただ車内で待つだけ、あるいは買い物していても慌てて車に戻らなければならないような、充電に振り回される『やらなければならないもの』ではなく、新しい発見や消費につながるような利便性の高い機会となるよう、益々楽しく便利な充電サービスを提供して参ります。」
ガソリンの給油のように数分では済まないEVの充電だからこそ、その時間をより実りのある楽しいものにすれば、EVとの生活はもっと快適になるだろう。
SOURCE : 国内商業施設初 二子玉川ライズにてEV充電アプリ使用による来店事前充電予約の実証実験を開始