PLUGO JOURNAL

EV用語辞典

V2X

ブイツーエックス

V2X(Vehicle to Everything)は、電気自動車(以下、EV)やプラグインハイブリッド車(以下、PHEV)などを使って、さまざまな物や場所へ電力供給や情報通信を行うシステムの総称です。V2Xの意味は、「車からあらゆるものへ」という考え方です。「あらゆるもの」には、車や建物、歩行者や交通インフラなどさまざまなものが含まれます。

V2Xには、具体的に以下のものが含まれます。

  1. V2H(Vehicle to Home):EVと家庭の電気を相互に供給するシステム。EVのバッテリーにためられた電気を家庭に送る仕組み。通常は、充電器としても活躍する。
  2. V2L(Vehicle to Load):EVから電化製品へ直接電気を供給するシステム。V2Lを通じてEVのバッテリーにためられた電気を送る。電化製品のコンセントをV2Lに挿して使用する。
  3. V2G(Vehicle to Grid):EVから電力網へ送るシステム。EVに貯められた電気を、電力会社の送配電網(グリッド)に送ることで、電力の需要調整に活用する。

 

このほかにも、車から車へ電気を相互に供給できるV2Vや、車から企業の建物に電気を供給するV2Bなどさまざまなものがあります。技術開発が進めば、V2Xの「X=何か」には、今後ますます新しいものが増えるでしょう。

V2Xは、災害時にEVを非常用電源としても活用できるシステムです。非常時には生活基盤の維持に貢献するでしょう。加えて、カーボンニュートラルの実現、運転支援技術の向上や、事故の削減、交通渋滞の減少などますます進化が期待されます。

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