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EV用語辞典

FCEV

エフシーイーブイ

FCEVは燃料電池自動車の略で、水素の力を利用して走行する車です。エンジンを搭載せず、水素と酸素を化学反応させて発電し、モーターを動かします。エネルギー源が水素と酸素のため、排出されるのは水のみです。有害なガスを排出することがないため、環境にやさしい車といえます。

FCEVの燃料は水素ステーションで補充します。補充にかかる時間は3分程度のため、普通充電に7〜8時間かかるEVと比べると、かなり短いという魅力があります。

FCEVはその他のEVと比べて、航続距離が長いのもメリットです。2024年7月に販売されたホンダのCR-V e:FCEVの走行距離は約621kmです。この距離は大阪府から千葉県ほどの長さに相当するため、頻繁に水素を補充する必要はありません。

FCEVのデメリットとして挙げられるのは、燃料を補給するための水素ステーションが少ないことです。2024年9月時点、全国の水素ステーションの数は157カ所で、設置場所も4大都市圏に集中しています。そのため、FCEVの購入時には、水素を補充できる環境の確認が必要でしょう。

加えて、FCEVは加速がよく馬力があることや環境性能の高さから車両本体価格が高額です。しかし、クリーンエネルギーの重要性の高まりとともに環境にやさしいFCEVの普及は必要だといえるでしょう。そのため、日本政府はFCEVの補助金制度にも注力しています。今後、技術革新やコスト削減により価格競争力が高まれば、FCEVは一般消費者にも広く普及するでしょう。

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