PLUGO JOURNAL
旅の余白を楽しむ冬のEVキャンプ

TRIP

特集

旅の余白を楽しむ
冬のEVキャンプ

埼玉県 長瀞エリア

夏には川遊びやライン下りで一大観光地となる長瀞エリア。
静けさと旅情を味わう冬のオートキャンプに出かけてみると
そこには経験したことのない「余白」の時間がありました。

EVの旅は、余白の時間を生んでくれる

01

EVの旅は、
余白の時間を生んでくれる

はじめて、EVでキャンプに行ってみることにした。
目的地は、埼玉県の長瀞エリア。
まずは関越道で一路、埼玉県を目指そう。

関越道
高坂サービスエリアで
1回目の充電

東京都内から関越道に入り、約40分。
出発前に70%付近まで充電したものの、寒冷地での夜を見越して充電のため高坂サービスエリアに寄ることにした。
上り・下りともに急速充電器は1台。数は心もとないが、背に腹は代えられない。
30分の充電時間、どう過ごそうか。

高坂サービスエリアからは、条件が揃えば富士山も拝める。
高坂サービスエリアからは、条件が揃えば富士山も拝める。

充電時間が
私たちにくれるもの

30分。まだ午前中で空腹でもない私にとっては、少し持て余してしまう時間だ。
普段なら食堂とトイレにだけ寄って、さっと後にしてしまうサービスエリア内を歩いてみる。
これまでは意識していなかったが、開けた景色が心地いい。EVの旅だからこそ生まれた30分の「余白」を楽しんでみようという気になってくる。

そういえば昔、
こういう時間が
あったような。

もう20年以上前、両親と旅行した日を思い出す。
父は車好きで、家族旅行といえばいつも車だった。子どもだった私は、サービスエリアに寄るたびに何かをねだったものだ。
いま思えば、両親にとってもいい息抜きだったのだろうと思う。
車内で体力を持て余した子どもの相手をするのはさぞ疲れただろう。あの頃のようにソフトクリームを食べながら、笑みがこぼれてくる。

充電を終え、
目的地へ

サービスエリア内を歩き、ソフトクリームを食べ、思い出に浸っていたら30分の充電時間が終わった。
今回の旅に使う車は、Tesla Model Xだ。
数あるEVの中でも大型で、ラゲッジスペースが大きくキャンプにも十分、耐えられる。
個人間カーシェアで手配した二日間だけの相棒だが、滑らかな加速と車内の快適さにすっかり気に入ってしまった。
さて、もう目的地は目の前だ。

TRIP ROUTE

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  • A

    練馬インターチェンジ

    GOOGLE MAP
  • B

    高坂サービスエリア(下り線)

    埼玉県東松山市大字田木字駒堀981-3

    新型コロナウィルス感染防止のため、一部サービスや店舗の営業時間が変更になっている場合があります。

    GOOGLE MAP

Photographer:
橋本越百 ( Instagram / Website / )

広告制作会社で修行後、フリーランスフォトグラファーへ転身。
名前の”越百”は、山が由来。
アウトドア、民俗学、ミリタリーな物が好き。
ストーリーを込めた風景・人の撮影や、構図を特徴とした商品撮影が多い。

TEXT:
塚岡雄太 ( Twitter / Instagram / Website )

PLUGO JOURNAL編集デスク。趣味はサイクリングと読書で、どこにでも自転車で現れるのでよく人を驚かせる。デジタルガジェットが好きで、IoTを活用したサステナブルな活動に興味を持っている。

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