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私たちが口にするマスタード、特にハンバーガーには欠かせない調味料だ。
そのマスタードの原料となる一種、Brassica carinataから新たな航空燃料が発見されたことをご存じだろうか。
Mustard-powered planes could cut carbon emissions by nearly 70%.
With the aviation industry responsible for a large chunk of global warming, replacing petroleum with plant-based fuel could be a "game-changer".
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— Euronews Green (@euronewsgreen) October 19, 2021
4年にも及ぶ調査の結果、研究者たちは新たな植物ベースの航空燃料を発見した。
アメリカのジョージア大学の研究によると、この新しい航空燃料は二酸化炭素排出量を最大で68%削減できる可能性があるという。この発見は、アメリカの航空業界にとって大きな一歩となるだろう。
アメリカの二酸化炭素排出量のうち、航空業界はその2.5%を排出しているがSustainable Aviation Fuel Grand Challengeの一環として、2030年までに20%、2050年までにゼロカーボンが目標とされている。
その中で新たな航空燃料の可能性が見えてきたことに、大きな期待が寄せられている。
さらに、このBrassica carinataという植物はオフシーズンに栽培されるため、他の作物とも競合せず栽培時にも問題がない。
マスタードが燃料の飛行機が空を飛ぶ日も近いかもしれない。
Source :Mustard-powered planes could cut carbon emissions by nearly 70%