お酒・ガジェット好きにぜひ知ってもらいたい朗報がある。
何を隠そう、お酒をタダで飲めるかもしれないのだ。
なんとイギリス、ロンドンのとあるパブでは、iPhoneなど約14,000種類のもう使わなくなった電子機器をで食べ物や飲み物の代金を払うことができるという。
このTrade-inn(トレードイン)パブはSpring社がPrince Arthurというパブを買収し作り上げた。集まった電子機器は技術会社によって修理され再利用される。
モデルで環境保護活動家のDaisy Loweはこのパブを訪れ、なんと1週間にも渡って占領したのだという。
「捨てることはもちろん、古い携帯電話を持ち続けることが環境に与える影響を知ったときにはショックだった。使い終わった古い機器は、他の人が使えるように再利用することが大切」と、彼女は述べている。
イギリスは2024年までに現在トップのノルウェーを抜いて、ヨーロッパ最大の電子機器廃棄物(e-waste)の排出国になると予想されている。
電子機器は廃棄されると電子廃棄物として焼却、埋め立て、または違法に海外へ輸送されているのだが、廃棄される際に大量に有毒物質が放出されるため、地域の環境に壊滅的な影響を与えているのだ。
「使っていないデバイスを引き出しに入れておくことは、ゴミ箱に捨てるのと同じくらい悪いことである。誰かに再利用されるのではなく、流通から取り除かれ、新しいものと交換しなければならないからだ。家庭内の機器が増えれば増えるほど、電子機器の廃棄物の山が増え、環境に壊滅的な影響を与えている」と、Spring社の共同設立者であるJames Seear氏は述べている。
Source :Pay for your drinks with old iPhones at this unique London pub