「EVを購入したら充電サービスに登録したほうがいいの?」「カードやアプリなどいろんなサービスがあってどれを選んだらいいかわからない」といった悩みを抱えている方もいるでしょう。充電サービスは、充電ステーションを利用する際に、認証や決済をするためのサービスです。
この記事では、充電サービスの概要や種類、どんな方におすすめか、などを紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
充電サービスとは
外出先でEVに充電を行う際に活躍するのが、充電サービスです。充電サービスの概要や具体的な仕組み、代表的なサービスについて詳しく解説します。
充電ステーションで充電や決済をスムーズに行える
充電サービスは利用者の認証や料金の支払いを行うサービスです。利用の前には決済方法や個人情報を登録します。そのため、充電のたびにクレジットカードの番号や氏名を入力する手間がありません。暑い夏や凍えるような冬でも、すばやく充電が開始でき便利です。
また、充電サービスは車種に関係なく利用できるものや、各メーカーの自動車オーナー限定のサービスもあります。
月々のサービス料を支払う
多くの充電サービスは、月額基本料金と充電時間に応じた都度料金を支払います。サービスによっては年額を払うことも可能です。
料金形態はサービスによってさまざまです。例えば、月額料金を設定し一定時間の充電ができるものや、月額料金が無料のものもあります。使用頻度やよく利用する施設などにあわせてプランを選びましょう。
ビジター料金よりリーズナブルに充電できる
充電サービスに登録していると、登録していないビジター料金よりリーズナブルに充電できます。ビジター料金とは、会員にならずに充電器を使用するときに支払う料金のことです。
例えば、e-Mobility Powerが設置・運用する急速充電器のビジター利用料金と会員料金は以下の通りです。
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会員料金 |
ビジター料金 |
最大出力50㎾の場合 |
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30分充電した場合、1回の充電にかかる費用はビジターが税込2,310円、会員が825円です。e-Mobility Powerの急速・普通併用プランの月額料金は、4,180円(税込)のため、急速充電器を月3回以上行う方は、会員になったほうがリーズナブルに充電ができます。
充電サービスの種類
充電サービスは大きく分けて3種類あります。それぞれの特徴を把握して、自分のライフスタイルにあったものをチョイスしましょう。
カード
充電サービスを運営している会社から発行されたカードを使って認証を行う方法です。カードを充電器の本体か近くに設置されている認証センサーにかざして使用します。
EVの充電を外出先で行った場合、普通充電を行っていると満充電で停止します。急速充電の場合は上限時間の30分で停止することがほとんどです。途中で充電を止める場合は、カードの認証が必要な場合もあるため操作方法を誤らないように注意しましょう。
なお、カードはEV1台に1枚用意するのが原則です。社有車のように複数の人が1台を使用するEVの場合は、カードなら共有しやすいため便利でしょう。
アプリ
充電認証アプリは、普段から使っているスマートフォンさえあれば認証ができます。
充電ステーションの検索機能やルート検索など、アプリ特有のGPSを駆使した機能を兼ね備えている点も魅力です。
充電サービスに登録しない場合
充電サービスに登録しなくても、外出先で充電器の利用は可能です。ただし、登録した場合と比べて充電料金が割高になります。充電のたびに認証の入力が必要な点は、不便に感じるでしょう。
なお、QRコード認証ができる充電器では、支払い情報は都度登録が必要なものの、会員登録不要で簡潔に利用できます。利用方法は、充電器にあるQRコードを読み取り、充電時間や充電出力などを設定したのち充電コードをEVに差し込むだけです。設定時間が経過するか、充電が完了するかで自動で停止します。終了後残額があれば返金される機能もあります。
自宅に充電器がある方や遠出の機会が少ない方は、充電サービスに登録せずに必要な時にだけビジター料金で利用するほうがトータルで安い場合もあります。
充電サービスがおすすめな人
充電サービスについて理解できたものの、自分に必要かどうか知りたい方もいるでしょう。ここでは、充電サービスをおすすめしたい方を紹介します。
自宅に充電設備がない方
自宅に充電設備がなく、外出先の充電がメインの方は、充電サービスをおすすめします。充電設備がないマンションに住んでいる場合や、自宅に充電設備を設置途中の方などです。
充電サービスは、外出先で何度も充電する場合にお得になります。コンビニやショッピングモールなどでも充電ステーションが増え、マンションに住んでいる方の約8割が外出先で充電を行っています。
マンションに住んでいる方で、EVについて気になっている方は以下の記事もおすすめです。
マンションにEV充電器がなくても大丈夫!充電問題を解決する方法を解説
遠出をする機会が多い方
遠出する回数が多い人ほど、外出先での充電が多くなるため充電サービスを使うほうがお得です。特に高速道路にあるSA・PAや観光地では、スピーディーに充電を開始できると、すぐに車から離れ休憩や観光スポットへ足を運べるという利点があります。
また、見知らぬ土地を訪れた際は、充電ステーションを見つけるに苦労する場合もあります。検索機能があるアプリの活用もおすすめです。EV充電アプリ「Myプラゴ」で使える「充電ルートナビ」ように充電ステーションを経由しながら目的地までのルートを案内してくれる機能も便利でしょう。
充電サービスならMyプラゴ
充電サービスを検討中、または乗り換えようか迷っている方はMyプラゴがおすすめです。以下ではサービスについて紹介しているため、ぜひ検討してみてください。
事前に充電ステーションを予約・取り置きできる
Myプラゴでは、空車になっている車室を60分間充電ステーションの取り置きができます。そのため、充電ステーションに到着してから車室に空きがないというストレスが発生しません。
また、万が一利用したい充電ステーションに空きがなくても、空車になった際に通知を受け取ることもできます。充電ステーションから離れた場所にいても、通知が届いたタイミングで取り置きして充電に向かえば安心です。
充電ルートナビで電欠の心配いらず
充電ルートナビを利用すれば、乗っているEVやバッテリーの残量を考慮して、充電場所を加味した目的地までの最適な経路をプランニングしてくれます。充電するタイミングや充電後のバッテリー残量の目安も計ってくれるため電欠の心配をせずドライブを楽しめます。
さらに、「Myプラゴ」の充電ステーションなら取り置きもできるから安心です。
EVで長距離ドライブを楽しみたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
EVライフの充電計画|EVで長距離ドライブを安全に楽しむ方法
検索から決済までスマホ1つで完結する
充電ステーションを探すところから、充電料金の決済までスマホで完結できます。カードを持ち歩く必要や、QRコードを読み込む手間もありません。
加えて、2つの定額プランをライフスタイルに合わせて利用できます。遠出もする方なら「急速充電バリュー」月額3,980円、いつもの充電ステーションで何度でも充電したいなら「普通充電し放題」月額980円がおすすめです。
プラゴの料金プランを詳しく知りたい方は以下のページをご確認ください。
「プラゴ定額」
スポット利用も可能
Myプラゴ充電器のQRコードを読み込むことで、Myプラゴのアプリをインストールしていない方でも充電を開始することが可能です。
※スポット利用はクレジットカード等の情報の入力が必要になります。
まとめ
この記事では、EV充電サービスについて紹介しました。充電サービスは充電ステーションで認証や決済を簡潔にし、リーズナブルに充電できるサービスです。カードやアプリから種類を選べます。
登録をしていない場合でも外出先で充電が可能ですが、認証するのに手間がかかったり充電料金が割高になったりします。遠出が多い方や住んでいるマンションに充電設備がない方は充電サービスを利用したほうがスマートでしょう。
充電サービスは「Myプラゴ」がおすすめです。事前予約や充電ルートナビなど便利な機能があるため、ぜひ一度検討してみてください。