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EV(電気自動車)の充電時間は?効率よく充電するポイントをご紹介

EV充電 | 2024.10.03

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EV(電気自動車)の充電時間は?効率よく充電するポイントをご紹介

電気自動車(以下、EV)はCO2を排出せず、環境配慮に貢献できる車です。EVはガソリン車の給油に比べると充電に時間がかかりますが、自宅でゆっくり充電したり外出先の急速充電ステーションを利用したり、その時々に合わせて充電方法を選べることがEVの魅力とも言えます。
充電のパターンは、長時間滞在する場所で行う「基礎充電」、移動中や緊急時に行う「経路充電」、外出先などの滞在先で行う「目的地充電」の3つです。この3つをスマートに活用することで、EVライフはより快適なものに変わります。
当記事では、EVの充電時間を効率化するためのポイントをまとめました。EVの充電時間を賢く使って、もっと便利で快適なEVライフを楽しんでみませんか?

EVの充電時間はどれくらい?

EVの充電時間は、普通充電と急速充電で異なります。具体的にどれくらいの時間がかかるのか、詳しく見ていきましょう。

普通充電の場合

普通充電は自宅に設置した充電器や、ホテルなどの滞在先で主に使われます。3~6kWの出力で交流200Vの電力を充電します。
充電時間はEVのバッテリー容量によって違いがあります。例えば30kWhのバッテリーだと、3kWの出力で10時間充電すると満充電になる計算です。6kWの出力なら5時間で満充電になります。
《普通充電の例》

  • 30kWhのバッテリー÷3kW出力=10時間
  • 30kWhのバッテリー÷6kW出力=5時間

普通充電器は、ショッピングモールなど外出先にも多く設置されています。4kWや6kW出力の充電器などもあり、出力が徐々に大きくなっている傾向です。充電器の出力が高くなると満充電までの時間も短縮されます。

急速充電の場合

急速充電は、主に外出先での充電に使われます。50kWh~90kWhの直流による充電で、普通充電より短時間で充電することが可能です。
例えば50kWの出力でバッテリー容量30kWhのEVに充電した場合、単純に計算すると約36分、90kWの出力なら約20分で満充電になります。しかし急速充電では、バッテリーに負荷をかけないよう、EVの充電率が80%になった時点で充電速度は低下します。そのため満充電にはもう少し時間が必要ですが、急速充電の30分で走行に十分な電気が充電できるでしょう。
《急速充電の例》

  • 30kWh÷50kW=0.6時間=36分+α
  • 30kWh÷90kW=0.33時間=19.8分+α

また、充電ステーションによって「急速充電の使用は30分まで」など、使用時間に制限が設けられていることもあります。

EVのバッテリー容量でわかる充電のタイミング

EVのバッテリー容量は、充電のタイミングを見極める重要な指標です。バッテリー残量を適切に把握し、最適なタイミングで充電することで、EVを安心して使用できる環境が整います。ここでは主なEVのバッテリー容量をご紹介します。

バッテリー容量 普通充電(6kWの場合) 急速充電(50kWの場合)
日産 アリア 65kWh(2WD)/91kWh(4WD) 約11時間(2WD)約15時間 約80分(2WD)約110分(4WD)
スバル ソルテラ 71.4kWh 約12時間 約90分
マツダ MXー300EVMODEL 35.5kWh 約6時間 約45分
BYD DATTO3 58.56kWh 約9.5時間 約75分
 三菱 ekクロス 20kWh 約3時間20分 約24分

車体が大きいEVほど、バッテリー容量も大きい傾向です。バッテリー容量の大きいEVは航続距離も長くなります。

自宅に充電器がなくても大丈夫?

自宅にEV充電器を設置している人は、EVユーザー全体の68%です。(参照:経済産業省)残り32%、つまりEVユーザーの3人に1人は、商業施設等に設置された充電器を利用しています。
自宅にEV充電器を設置していなくても、どこで充電できるかを把握しておくことで充電に対する不安が軽減されます。ここではEV充電器が設置されている場所をご紹介します。
《設置されている場所の例》

  • 商業施設
  • コンビニエンスストア
  • カーディーラー
  • 道の駅
  • SA・PA

また、自宅に充電器がない方に特におすすめできるサービスが、EV充電アプリ「Myプラゴ」の「プラゴ定額」というサービスです。プラゴ定額は月々980円〜充電し放題となっており、自宅の代わりにいつもの場所で気兼ねなく充電ができます。プラゴ定額についての詳細はこちらの記事をご覧ください。プラゴ定額EV充電し放題の特徴や使い方をご紹介

EVの充電を効率的にするポイント5選

EVの充電は、計画性を持つことが最大のカギです。ここではEVの充電を効率化するポイントをまとめました。

1.お出かけ×EV充電で時間を効率化

お買い物のついでや施設に立ち寄った際に、他の用事と充電をセットで計画すると時間を効率的に使えます。「15分の充電時間で買い物をしよう」「30分の充電時間で食事をしよう」など、EV充電のために外出するのではなく、お出かけとEV充電を組み合わせることがポイントです。EVの充電の終了時間がはっきりわかる点は、計画を立てるうえでメリットと言えます。

2.長距離ドライブの前にはしっかりと充電を

長距離ドライブの前には、普通充電で満充電近くにしておきます。また、事前にドライブルートを明確にし、どこのSA・PAで充電をするかを計画しておきましょう。効率的な充電には計画性が大切です。
多くのEVは、車載メーターにバッテリー残量や走行可能な距離が表示されます。しかし、エアコンの使用や走行する道の勾配等によって車載メーターの数字が急に変わることもあります。メーターを過信しすぎず、こまめに充電しましょう。

3.充電器の設置場所を把握しておく

EVでは電欠が不安の種です。充電器の設置場所をできるだけ把握して、こまめに充電することで電欠は避けられます。
バッテリー残量によって充電するかどうか迷うこともあるでしょう。しかし、多くのEVに採用されているリチウムイオンバッテリーは、継ぎ足し充電をしてもバッテリーが傷むようなことはありません。時間に余裕がある時は、積極的に充電することがおすすめです。

4.必ずしも満充電にする必要はない

「満充電」という言葉には、不思議と安心感を持てます。しかし、満充電はバッテリーに負担がかかる可能性があるため、EVの充電は80~90%をキープするのが理想です。
万が一EVのバッテリー残量が急激に減ることがあっても、充電ステーションの位置さえわかれば速やかに対応できます。満充電にこだわらず、ほどほどの充電量を意識することが大切です。

5.電費のよい運転を心がける

EVの電費は、運転の仕方によって変わります。電費のよい運転のために以下の点に注意する必要があります。

  • 急加速をしたり急ブレーキをかけたりしない
  • タイヤの空気圧を適正に保つ
  • 高速道路では速度を一定にする
  • 荷物の積載量を減らす
  • 過度なエアコンの使用は避ける

電費のよい運転は、ガソリン車の燃費をよくするための運転と似ています。しかし最大の違いは、高速走行で燃費がよくなるガソリン車に対し、EVは速度が上がるほどモーターに負荷がかかり電費が落ちることです。EVの特性を理解した運転で、走行の安全性をより向上させましょう。

EVの充電時間はMyプラゴでより有効活用できる!

Myプラゴの充電器は、ららぽーとやニトリなど商業施設に多く設置されています。お買い物やお食事を楽しみながら、効率的にEVの充電ができます。
また、充電器を利用前に60分間取り置きすることも可能です。ステーションに到着してから充電を待つ必要がないため、せっかくの予定がくるう心配もありません。

まとめ

快適なEVライフは、充電時間をスマートに活用することで実現します。EVの充電は、今後私たちの暮らしや移動のスタイルを変革するファクターになるとも言えます。EVの普及が進むにつれEV充電器の設置はさらに拡充し、充電時間も短縮されるはずです。快適で持続可能なEVライフは、私たちの未来をより明るいものにしてくれるでしょう。

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