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EVライフの充電計画|EVで長距離ドライブを安全に楽しむ方法

EV充電 | 2024.10.01

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EVライフの充電計画|EVで長距離ドライブを安全に楽しむ方法

電気自動車(以下:EV)はCO2を排出せず、環境配慮に貢献できる移動手段です。しかし、ガソリン車に比べて航続距離が短いことや充電に時間がかかることを不安に感じている人も多いのではないでしょうか?
近年のEVは開発が進み、航続距離も延びている傾向です。航続距離500キロを超える車種も珍しくありません。そして、充電ステーションの設置数も充電ステーションは今後もさらに増加する見込みで、EV普及に向けてのインフラ整備が加速していると言えるでしょう。
しかし、EVを快適に乗りこなすためにはEVの性能やインフラだけでなく、ユーザーがEVの知識をしっかりと持っておくことが大切です。特に充電計画を事前に立てておくことで、安心して長距離ドライブに出かけられるでしょう。当記事ではEVの適切な充電計画について解説します。

充電計画は充電マップアプリで快適に

EVはバッテリーの残量や走行できる距離が車載メーターに表示されます。その情報に加えて、長距離ドライブの際に確認しておくとよいことをまとめました。

EVのバッテリー容量や航続距離を把握しておく

乗っているEVのバッテリー容量と航続距離を事前に把握しておくことが大切です。そうすることで充電のおおよそのタイミングがつかめます。特にバッテリー容量の大きいEVは、充電に時間がかかるため「○○㎞走行したら休憩のついでに充電する」など、あらかじめ想定しておくと安心でしょう。

出発の前日までに充電残量の確認

長距離ドライブの際は事前にしっかり充電しておくことが大切です。ドライブ中に充電もできますが、ドライブの時間を有意義に楽しむためにも、出発前までに普通充電でできる限り充電して余裕を持って出発しましょう。

目的地までのルートと充電ステーションを確認

長距離ドライブでは目的地までのルートや距離、充電ステーションを事前に確認しておきましょう。充電ステーションはEVのナビゲーションシステムやスマートフォンアプリを使って検索することが可能です。
プラゴのアプリ「Myプラゴ」は、充電ステーションの検索や利用状況のチェック、予約や充電ルートのプランニングなどEVを快適にしてくれる機能が充実しています。Myプラゴはこちら

立ち寄りたい充電ステーションを確認

目的地までにある充電ステーションに設置されている充電器の種別(急速充電器・普通充電器)や出力量、設置台数を確認しておくことも大切です。
充電器の種別により、充電にかかる時間がわかり、効率的に予定を立てられます。また、万が一充電ステーションの車室が満室だった場合に備えて、スマートフォンアプリの充電器取り置き機能も便利に使えるでしょう。

充電器の設置場所

急遽ドライブルートの変更があった場合や、予定通りに充電できなかった場合充電器がどのような場所に設置されているかを把握しておくことも大切です。EV充電器はガソリンスタンドなど専用の店舗だけではなく、商業施設などに併設されていることもあります。充電器の主な設置場所は以下のとおりです。

SA・PA

高速道路を利用する長距離ドライブでは、SA・PAの充電器は必ずチェックしておきましょう。
SA・PAの充電器は、年中無休で24時間いつでも使用できることが魅力です。充電器の使用には、自動車メーカーなどが発行する充電カードやスマートフォンアプリ、またはクレジットカードが必要です。なお、一度に使用できる時間に30分の制限が設けられている充電器もあるため注意しましょう。
NEXCO東日本では、2025年度末までに全国で1,100口の急速充電器を増設する方針を発表しています。
高速走行でバッテリーを消費しやすいEVでの長距離ドライブは、充電が懸念材料でした。充電器が増設されることで安心して走行できると言えるでしょう。

道の駅

道の駅では、全国862カ所以上にEV充電器が設置されています。食事やリフレッシュを兼ねてEVの充電ができるため、時間を効率的に使えることが魅力です。
道の駅は休憩スペースのほか、観光促進や地元産品の販売所として活用されています。また、全国39カ所にある「防災道の駅」は、災害時に機能するように設計された防災拠点です。停電時や災害時には、「走る蓄電池」として活用できるEVのインフラとして重要な役割を果たします。

宿泊先

泊まりがけの長距離ドライブでは、EV充電器が設置されているホテルに宿泊することがおすすめです。ホテルなど滞在先でEVの充電をすることを「目的地充電」と言います。目的地充電では、滞在中の時間で効率的に充電できることがメリットです。ホテルに普通充電器があれば、一晩の間に十分な充電ができます。

カーディーラー

多くのカーディーラーにはEV充電器が設置されています。EV充電器はガソリンスタンドのように専用の店舗を構えていることはあまりありませんが、カーディーラーなら幹線道路沿いなどわかりやすい場所にあるため走行中でも見つけやすいのが魅力です。カーディーラーの充電器は、乗っているEVのメーカーにかかわらず利用できます。

商業施設

ららぽーとやニトリなど大型商業施設にEV充電器が設置されていることは多くあります。お買い物のついでに充電ができるため、時間を効率的に使えます。

コンビニエンスストア

コンビニエンスストアへのEV充電器の設置は全国約700カ所に及び、今後も増加傾向です。24時間営業の店舗では、深夜の充電が可能な場合もあるので緊急時に便利です。

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充電計画のポイント

EVの充電計画は、途中での充電を考慮したルート選びやタイムマネジメントが重要です。ここでは充電計画を進めるポイントをまとめました。

充電率を過信しすぎない

車載メーターに記載されているSoC(State of Charge)=充電率を過信せず、ギリギリまで充電を我慢するようなことは避けましょう。休憩や食事の時間を利用し、こまめに充電することが大切です。

EVの航続距離は少なめに考慮しておく

カタログに記載されている航続距離はあくまでも目安です。気候や走行する道の勾配等によってもバッテリー消費量は変化します。高速走行で燃費が良くなるガソリン車に対して、EVは高速走行での電費は下がります。長距離ドライブでは高速道路を利用する機会が増えるため、このような特徴を考慮することが大切です。

急速充電を上手に活用する

急速充電器は短時間で手早く充電ができます。急速充電器を効率的に使用するには、EVの受入電力を把握しておくことが大切です。例えば、最大受入出力が30kWhの日産サクラでは、急速充電器が90kWhでも50kWhでも30分で充電できる電力は変わりません。受入電力などEVの仕様を把握しておくことがスマートな充電計画につながります。

充電計画の注意点

充電計画を立てていても、計画通りに進まないこともあります。ここでは万が一、充電計画が上手く進まなかった際に注意すべきポイントを解説します。

記載通りの出力で充電できるとは限らない

高出力の急速充電器にはコネクタが2つついているものがあります。例えば充電器に先客がいる場合、2台で同時に使用すると2台に電気を分けることになります。90kWh出力の充電器では半量の45kWhになるなど、記載どおりに充電できないこともあるため注意が必要です。

充電器が空いているとは限らない

「充電しようと思ったら先客がいた……」「充電器が整備中だった……」など、計画が予定通りに進むとは限りません。充電アプリを使えば、充電器を使用中かどうかや混雑状況がわかります。EVを快適に乗りこなすには、充電アプリを活用してスムーズな充電につなげることがポイントといえるでしょう。

さまざまな要因で電費は変わる

アクセルやブレーキの操作、荷物の積載量、走行する道の勾配などで電費は変わります。電費を考慮し、急発進や急ブレーキを控えた運転を心掛けることが大切です。また、エアコンやシートヒーターの使用もバッテリーの消費に影響します。過度な使用は控えましょう。

万が一、電欠したらロードサービスの依頼を

万が一、EVが走行中に電欠してしまったら、路肩など安全な場所に停車し、ロードサービスや契約している保険会社に救援を依頼しましょう。
ロードサービスのJAFによれば、EVの救援依頼のうち電欠での依頼は全体の10%とのことです。現在は首都圏、愛知県、大阪府エリアでEV充電サービスカーでの対応が開始され、今後も順次拡大される予定です(参照:JAF

Myプラゴの“充電ルートナビ”なら充電計画も快適に

Myプラゴの充電ルートナビを利用すればバッテリー残量はもちろん、道路の勾配を考慮した目的地までの最適な充電経路がわかります。「スピード優先」と「バッテリー残量優先」を選んで最適なルートを導き出すなど、ドライブの状況に合わせたプランニングが可能です。
充電ルートナビはこちら

安心して充電できる60分取り置き機能

Myプラゴでは充電器の取り置き(最大60分)ができます。充電ステーション到着前に取り置きしておけば、確実に充電器と駐車スペースを確保でき、待つことなく確実な充電が可能です。スムーズに充電器の利用ができるため充電ルートナビと合わせることでドライブがより快適になります。

空車通知でさらに快適に

充電ステーションが満室の場合でも、空いたときに通知を受け取ることができます。空きが出たタイミングで取り置きすれば、時間を無駄にせず目的地に向かえます。

決済もアプリ完結

Myプラゴの充電ステーションをご利用の場合、決済までアプリ内で完結できるため、充電完了後すぐに出発することができます。

まとめ

ガソリン車と特徴が大きく異なるEVを快適に乗りこなすためには、事前の充電計画が大切です。充電計画は決して難しいものではなく、充電アプリやナビゲーションシステムなどを活用すれば、どなたでも簡単にできます。EVでのドライブを楽しむために上手に活用し、ドライブをさらに快適で楽しいものにしましょう。

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