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電気自動車の充電料金完全ガイド:自宅充電から充電ステーションの利用まで徹底解説

EV充電 | 2024.09.25

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電気自動車の充電料金完全ガイド:自宅充電から充電ステーションの利用まで徹底解説

「電気自動車の充電料金はいくらかかるのだろう」「ガソリン代よりも充電料金のほうが抑えられるって本当?」と思っている方は多いでしょう。電気自動車の充電料金は、充電方法や充電場所によって異なります。
この記事では、電気自動車の充電料金や方法について解説します。気になるご自宅に設置する際の費用を抑える方法もまとめていますので、ぜひ最後までご覧ください。

電気自動車の充電方法とは?

電気自動車(以下、EV)は、ガソリンの代わりに電気を使って走行します。走行距離に対する電気使用量を「電費」と呼び、1kWhの電気で走行可能な距離を「○km/kWh」と表します。EVに電気を充電する際に使用されるのが、充電設備です。
日常的にどのくらいの距離を走行するか、そして購入を検討しているEVの電費がわかれば、1か月あたりの電気代を予測できます。さらに、充電方法やタイミング次第では、費用を大幅に抑えることも可能です。

電気自動車の充電設備は2パターンある

EVの充電設備には、大きく分けて2つのパターンがあります。通常、EVには充電口が2つ備えられています。1つは普通充電器用、もう1つは急速充電器用です。2つの充電設備の違いや特徴を理解すると、より効率的にEVを利用できます。
それでは、それぞれの充電設備について詳しく見ていきましょう。

普通充電器

普通充電器は、自宅や商業施設などで100Vまたは200Vのコンセントを使って充電するときに使用します。充電速度がゆるやかなため、主に長時間駐車する際に利用する充電器です。
充電には数時間かかり、満充電までに10時間以上かかる場合もあります。しかし、夜間のように車を使用しない時間を利用して充電をすると、時間を有効活用できます。また、電力会社の時間帯別料金プランを利用すれば、さらに充電コストを抑えることも可能です。

急速充電器

急速充電器は、数十分でぐんと充電でき、移動中にバッテリー残量が不足した場合に便利です。反面、料金が高いデメリットがあります。そのため、長距離ドライブが想定される高速道路のサービスエリアや滞在時間の短い商業施設等に設置されることが多いです。
なお、急速充電はバッテリーに負荷がかかりやすく寿命に影響を与える恐れもあるので、過度な利用は避けましょう。

EVの充電シーンは3つ

EVの充電シーンは主に3つに分けられ、それぞれのシーンに適した充電方法を理解すると、より効率的にEVライフを実現できます。具体的には、自宅や職場で行う「基礎充電」、次に移動中に立ち寄る「経路充電」、そして到着した場所での「目的地充電」です。
それでは、これらの充電シーンの違いや特徴について詳しく見ていきましょう。

1)基礎充電

自宅や職場で、夜間や仕事中などEVを使用しない時間に行われる充電が基礎充電です。家庭用コンセントや専用の設備を使ってゆっくりと充電します。100Vや200Vの電源を利用する場合が多く、一般的な充電方法といえます。
基礎充電は、日々の運転に必要な電力を安定的に充電するのに最適です。

2)経路充電

家や職場といった特定の場所ではなく、移動中の行う充電が経路充電です。高速道路のサービスエリアやパーキングエリア、カーディーラーなどに設置された充電設備を利用し、短時間で充電が完了します。そのため、長距離ドライブの途中で充電が必要な場合に役立ちます。
さらに、急速充電器を使用すれば、短時間で次の目的地に向けて走行を再開できるため、利便性のよさも特徴と言えるでしょう。

3)目的地充電

目的地充電は、到着した場所で駐車中に行う充電方法です。ホテルや商業施設、観光地などで、長時間駐車する際に活用されます。普通充電が主流ですが、施設の属性によっては急速充電器も置かれています。
目的地での充電は、観光や買い物をしている間やビジネスの間にゆっくりと電力を補給でき、移動中の電力不足の心配を減らすために有効な方法です。

電気自動車の充電料金

EVの充電料金は、充電方法や場所によって異なります。家庭での普通充電は安価で済む一方、移動中の急速充電は高額になる傾向です。そのため、充電シーンを考慮することが賢い充電方法といえます。
それでは、自宅と外出先での充電料金について見ていきましょう。

自宅で充電する場合

自宅でEVを充電するには、専用の充電設備を設置する必要があります。設置にかかる初期費用は、10万円から30万円程度です。高額に思えますが、国や地方自治体からの補助金が利用できるため、負担を軽減できます。
自宅での充電は、家庭用の100Vまたは200Vのコンセントを使います。以下に、日産サクラと日産リーフの例を挙げ、月間の充電料金を計算してみましょう。

  バッテリー 容量  電費 (km/kWh)  1ヶ月の走行距離  自宅充電量(kWh)  電気代 (31円/kWh) *変動があります 
サクラ  20kWh  8km/kWh  1,000km  125kWh  3,850 円/月 (税込) 
リーフ  40kWh  6km/kWh  1,000km  167kWh  5,167 円/月 (税込)  

電力会社ごとに電気料金が安くなる時間帯は異なりますが、「時間帯別電灯プラン」や「季節別時間帯別電灯」などのプランを活用することでさらに経済的に充電ができます。充電ステーションを探したり待ったりする時間も必要ないため、利便性が高いです。

外出先で充電する場合

外出先での充電には、普通充電と急速充電の2つの選択肢があり、便利さとコストのバランスを考慮することが重要です。
それでは、外出先で充電する場合の料金について挙げていきます。

普通充電の場合

外出先での普通充電は、1時間あたり200円~数百円程度の費用がかかります。普通充電器は、スーパーやショッピングモール、宿泊施設などの駐車場に設置されていることが多いです。これらの場所であれば買い物や食事、宿泊など時間を有効に活用できます。
ただし、施設によって充電電料金が異なります。また、料金体系が変更されることもあるため、利用前に確認しましょう。

急速充電の場合

急速充電を外出先で利用する際の費用は、30分あたり数百円〜数千円と価格の差に幅があります。充電認証サービスを使用するかビジター利用するかによって、充電料金が大きく異なるためです。
充電サービスを契約している場合は月額料金制のプランが多く、頻繁に利用することでコストを抑えることができます。一方、ビジター利用の場合はその都度料金が発生するため、使いすぎると高額になるでしょう。
急速充電器は、サービスエリアやパーキングエリア、道の駅、カーディーラー、コンビニなどに設置されており、不足分の充電に便利です。設置されている場所や台数、料金体系は PLUGOのMyアプリを使えば簡単に調べられますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

電気自動車の充電料金を抑える方法

EVの充電料金を抑えるためには、充電プランの見直しや外出先での料金体系の把握が重要です。定額料金や時間帯別料金のプランを選びコストを抑えられます。さらに、充電のタイミングや場所を工夫すると、経済的な負担を軽減できます。
それでは、EVの充電料金を抑える方法について見ていきましょう。

無料や低価格の充電スポットを利用する

公共施設やショッピングセンター、ディーラーなどでは、無料で充電できるスポットが設置されている場合があります。無料充電が提供される理由として、環境にやさしいEVを推奨する目的や、充電している間に営業活動を行い、売上の向上を図っている場合があります。
ただし、無料充電の利用には制約があり、台数も少ないためその都度空いているとは限りません。長期的には有料の充電スポットやプランを検討することも考えた方が良いでしょう。

充電サービスを見直す

充電サービスの見直しは、EVの充電コストを削減する有効な方法です。契約している充電サービスによって、充電料金やサービス内容に違いがあります。
それぞれの充電サービスによって特徴があるため、自分の利用スタイルに合ったプランを選びましょう。
Myプラゴのアプリを利用すると、充電ステーションの検索から予約、決済まで簡単に操作できるため、利便性が高いです。 Myプラゴの充電ステーションがあるららぽーとやニトリでは、買い物の間に充電を効率よく行えます。今なら新規会員登録でポイント1,000円分が受け取れるキャンペーンも実施されているので、この機会に充電サービスを見直してみましょう。

電力会社のプランを見直す

EVの購入を検討しているなら、自宅でEVの充電を始めるタイミングで従来の電力プランを見直しましょう。最近では、電力自由化に伴い、EV向けに特化したプランを提供する電力会社も増えています。
特に、3段階料金のプランは、高額になる可能性があるため、固定料金や時間帯別料金のプランを選ぶのがおすすめです。これにより、充電コストを抑え、経済的な負担を軽減できるでしょう。

EVの充電料金形態を理解して、経済的に活用しよう

EVの充電料金を抑えるためには、さまざまな工夫が必要です。自宅での充電プランの見直しはもちろん、外出先での充電ステーションの選定や、ご自分に合った充電サービスを活用しましょう。
充電サービスのMyプラゴは、入会金、年会費不要、月々定額払いで普通充電と急速充電が選択可能です。さらに、充電のある車室を予約でき普通充電が時間も回数も制限なく、充電し放題なので自分に合った充電プランを立てられ、快適なカーライフを過ごせます。

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