駅や空港、商店街多くの人が行き交う場所で、新たな手法で電力が生み出されいる。
フットフォールハーベスティング(Foolfall harvesting)をみなさんはご存知だろうか?
Footfallが「足音」、Harvestingが「収穫」を意味するこの言葉は、足音(歩行時の振動)を電力エネルギーに変換させるシステムのことを指し、イギリスの企業Pavegenが開発している。
Glow In The Dark Trees. Footfall Harvesting. @citidotio #SmartCities @SRoosegaarde @DigitalLON http://t.co/A2NeM1SoJn pic.twitter.com/q4Ilr7EhFy
— Citi I/O (@citidotio) April 30, 2015
ロンドン東部にあるウェストハム駅は毎日何百人もの通勤者や買い物客が利用する、ロンドンの中でも乗降客の多い駅だ。
このウェストハム駅へと続く高架歩道橋には5ミリ程度のゴムが埋め込まれている。多くの人が行き交っているが、足元に弾力を感じている人はほとんどいないだろう。
このゴムの上を人が歩くと、歩行者の足音から運動エネルギーを生み出しそれを電気に変換する仕組みだ。人が歩くだけで、その近くにある街灯を照らすに足るエネルギーを作り出しているそうだ。
フットフォールハーベスティングは、他にもロンドンヒースロー空港や他の国でも取り入れられ始めている。
私たちの普段の生活に寄り添った発電手法であるフットフォールハーベスティングは、今後さらに注目されるだろう。
SOURCE: Ten quirky ideas for making our cities more sustainable