アメリカの大手レンタカー会社ハーツの経営破綻から4ヶ月、世間を驚かせるニュースが飛び込んできた。
ハーツは、経営破綻をまぬがれた国際部門が所有するレンタカーの20%以上を来年末までにテスラのEVにすると発表したのだ。
この発表後、テスラの株価が1兆ドル以上に跳ね上がったことが、このニュースの驚きと同時にいかにEVが注目されているかを物語っている。
Hertz has announced that it will buy 100,000 electric vehicles from Tesla. The news of the deal triggered a rally in Tesla's stock, driving the carmaker's market value over the $1 trillion mark for the first time. https://t.co/OXDHCk4z7o
— The Seattle Times (@seattletimes) October 26, 2021
ハーツの発表によると、11月初旬にはアメリカとヨーロッパの一部のハーツでEVをレンタルできるようになるそうだ。それに合わせて、数千台の充電器の設置も予定されているという。
このニュースは、これまでEVの生産面や価格面で普及に苦戦してきたテスラにとっても大きな追い風だ。この発表によってテスラはの自社のEVを幅広い消費者に経験し、購入してもらう重要な機会を得たことになる。
私たちにとってEVがより身近になる世界は近い。
SOURCE: Tesla Value Tops $1 Trillion After Hertz Orders 100,000 Cars