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毎日平日の正午に世界のサステナブルニュースをお届けしているPLUGO JOURNALのニュースカテゴリから、5本を厳選。
新生活のシーズンに、暮らしと世界を少し良くするアップデートをお届けします。
海藻からインスピレーションを受けた、揺れを利用する発電機
PLUGO JOURNALでは海藻にまつわるニュースをこれまでいくつか紹介してきたが、これはその「素材」ではなく海中での「揺れ」に注目したユニークなニュースだ。
この記事では、海中でゆらりゆらりと揺れる海藻の動きにヒントを得て作られた「S-TENG」という海流発電装置を紹介している。熱、光、音を発しないこの装置は環境負荷が極めて低く、また発電の安定性にも優れているのだとか。
廃棄野菜を貴重なエサに。人々の善意が食品ロスも減らす
「食品ロス」と「ペット廃棄問題」。一見無関係なこの2つを結びつけ、その両方に対してアクションを起こした女性の話を紹介している記事。
世界から見ればごく小さな行動ではあるが、こうした草の根の活動が広がっていくことでしか、本当に世界を変える事はできないことを忘れないでいたい。
スマートな充電システムが、台湾のバイク事情を変える
台湾北部に行ったことがあるのなら、あの有名な「バイクの滝」を見たという人も多いだろう。街中のどこを見てもバイク・バイク・バイク。特に朝夕の時間は歩くにも苦労するほどだ。
そんな台湾で、環境への負荷が懸念されている排ガス問題を解消する一手を打ったのが、現地のスタートアップ企業「Gogoro」。たったの6秒でバッテリーパックを交換し、また走り出せるデザインにしたことで実用性の高いソリューションとなっている。
必要不可欠だからこそ廃棄ではなく再生を。生まれ変わるPCR検査キット
日本でも無料検査が浸透して身近なものとなったCOVID-19のPCR検査。医療グレードのプラスチックで作られている検査キットはリユースもリサイクルも不可能なため、そのまま廃棄されていた。
パンデミックと同時に生まれた、新しい廃プラの流れ。これに対抗するイギリスでの取組みを紹介している。
廃墟となった炭鉱がヨーロッパの再生可能エネルギー推進の追い風に
産業革命時代を支えたエネルギー源として文明の発展に寄与した石炭だが、今では環境負荷の高さと採掘コストの高さからほとんど使われなくなってしまった。石炭が使われなくなったということは、それを掘り出していた炭鉱もまた、使われなくなったということ。
そんな廃坑に溜まっている「温水」を新たな熱源として利用することで「過去の遺物」をサステナブルなエネルギー源として利用する取組みが、イギリスで進んでいる。